(予期不安の症状と、その改善方法)

予期不安は、あがり症などの場合にも起こるものであり、神経症の場合に共通してみられる症状になりますが、パニック症候群の場合は、特に顕著に見られるものです。

突然の動悸や息苦しさ、めまい、手足のしびれといったパニック発作や過呼吸の症状は、死の恐怖を直接感じる、非常に辛く苦しいものであるために、一度、この経験をすると、また、あの時のようになったらどうしようと、予期不安を感じやすいものなのです。

このため、電車や飛行機に乗れなくなっている人も多いものなのです。

また、外出すること自体に予期不安を感じてしまい、家から出られず、閉じこもり状態になっていることも多いものなのです。

しかし、この予期不安も、その根本原因は神経症の「とらわれ」から来ていますから、森田療法の考え方を身につけていく中で、認識が正され、自覚が深まってくるに従って少しずつ改善してくるものなのです。

ただ、このためには、ある程度の時間が必要になってきます。

つまり、長い年月をかけて身につけてきた、誤った考え方の「クセ」を直していくことが必要になってくるのです。


なお、下記のページも参考になると思います。

1.不安神経症(克服のポイント)
2.あがり症(MTカウンセリング)